2010.07.19 Monday
様々な活動
ここ3ヶ月程で、いろんな動きが同時多発的におきて
それが連携し更なる広がりを見せています。
ここ数ヶ月でいろんな活動が増えました。
その一つに「ハ会」というのがあります。
計4回のシンポジウムを企画し、先月末第1回終わりました。
なんと来場者は300人にせまる程。Ustream視聴者総計は500人。
これはどんな会かというと、これからの住宅のあり方を
さまざまなプロフェッショナルの視点で立場を超えて意見交換し
政府提言をし既得権益を乗り越えよう!という集まりです。
今、住宅産業は岐路に立っています。
いままで日本の産業で大きな役割を担っていた住宅産業ですが
人口は減り物件は余り、どんどん縮小傾向にあります。
それでも政府は相変わらずかつての住宅着工数に戻す提案をしていたり
既得権益を守りたいばかりに、それに同調している団体もあります。
ただ単純に考えて、そんなワケないんです。
だって世帯数が減っているのに今まで以上に新築が必要なはずがない。
人口が減っているのにこのまま新築を作り続ける必要がどこにある?
古い空き家も増えているし、マンションだって同様。
ただそれを解消するべき新しい杯(パイ)を用意出来ないのも現状。
中古住宅の品質問題、あるいはその流通を助ける融資の問題
いまある資産を有効に使う手だてを考えぬまま
目先の利益にとらわれて未整備のまま放置されているところも沢山ある。
それを乗り越える為には、様々な既得権益を壊して、新しい産業の姿を
作っていかなければ行けません。
その為に有志の仲間とシンポジウムを開催しています。
この中にいると、いかに建築家と呼ばれている我々が
社会貢献できていないかを痛感します。
ゼヒ、建築を目指している学生や若い世代の人にも見て欲しい。
皆さんが勉強して来たことがいかに社会貢献できるか、
社会的文化価値を獲得するためにどんな方法論を身につけるべきなのか
この先、どっちへ向いて進んでいくべきか考えている方たちには
きっとヒントがあると思います。
次回は7月27日です。
Ustreamでも放映しますので、ゼヒ!
その他の活動も追ってご紹介します。